◆新型コロナとの同時流行を危惧
インフルエンザの流行のピークは例年、年末から年明けにかけて。拡大し始めた新型コロナ第8波との同時流行になることを、山本院長は危惧しています。

やまもとホームクリニック 山本希治院長「インフルエンザと新型コロナの方が混ざって発熱外来に来られる可能性は十分にあるかと。あまりにも爆発的に患者が増えると、発熱外来をしていても全部が全部対応できなくなる」
◆同時検査キットの一般向け販売
医療現場のひっ迫を防ぐ対策として山本院長が期待を寄せるのは、新型コロナとインフルエンザを同時に調べる検査キットの一般向け販売です。

厚生労働省は28日の専門部会で販売の解禁を決定。検査キットのメーカーは今後、国に申請して承認され次第、早ければ12月中にも市販できるようになります。
◆「オンライン診療センター」にも期待
もう一つ期待される動きは、福岡県が設置の方針を示した「オンライン診療センター」です。県内の感染状況が、オミクロン株に対応した国の新しい基準で「レベル3」に達した時点で開設するとしています。

服部知事「自宅療養をされる方が診療を希望される場合に利用していただけるようにします。土日祝日を含む24時間体制で、オンラインで医師による診療と薬の処方を行うことといたしております」
やまもとホームクリニック 山本希治院長「同時検査キットの市販化で、ご自宅でどちらかが判断できる。必要であれば医療機関に相談ができる。症状がある人は薬が必要だと思うので、オンライン診療はひとつのスタイルとして必要じゃないか」







