様々な職業を体験できる福岡市の「キッザニア福岡」で、期間限定のイベントが10日から始まりました。
子供たちが学んだのは次世代のコンピューターと呼ばれている「量子コンピューター」です。

RKB 和田有加 記者
「美術館に飾られていそうなこちらの模型。正体は未来のコンピューターなんです」

10日にキッザニア福岡ではじまったのは量子コンピューターについて学ぶワークショップです。
量子コンピューターとは量子力学を応用した「次世代コンピューター」と呼ばれ従来のコンピューターをしのぐスピードで複雑な計算ができます。
最先端の研究やAI開発に使われ、将来的には医療や気象予測などでの活用が期待されています。
参加した子供たちは、パズルや模型を使って仕組みや構造について学びました。

参加した高校生
「模型がシャンパンタワーに見えました」

参加した小学生
「むずかしい計算を速く解いてみたい」

富士通 鈴木美穂さん
「将来このコンピューターがすごいことができるかもしれない、いろいろ自分でアイデアを自由に膨らましてほしいなと思っています」
このイベントは、子供たちに最先端のテクノロジーに関心を持ってもらおうと開催したもので9月23日まで開かれています。