博多三大祭りの一つ「放生会」が9月12日から始まります。これを前に25日、露店の関係者たちが暴力団の排除を宣言しました。

福岡市東区の筥崎宮で開かれた「暴力団排除宣言式」には、放生会に出店予定の露店の関係者や警察官などおよそ20人が参加しました。
1100年以上の歴史を誇る博多三大祭りの一つ「放生会」。

毎年、9月12日から18日までの1週間にわたって開催され、期間中は500近い露店が並び、およそ100万人が訪れます。

筥崎宮露店保存会 石橋一海 代表理事
「秩序を守り、参拝客や付近の住民に危険が及ぶような行為を絶対に行わない以上を厳守することを宣言いたします」
宣言式では暴力団といった反社会的勢力に属さず、その関係者に利益を与えるなどの行為をしないことを確認しました。