佐賀県小城市の造り酒屋で、2022年に収穫した新米で仕込んだ日本酒の初しぼりが行われました。
◆「日本晴」で仕込んだ新酒

佐賀県小城市の「天山酒造」では午前10時から神事が行われ、酒造りの責任者である杜氏や酒米の生産者7人が、今シーズンも良い酒ができるよう祈願しました。その後、県内産の新米「日本晴」を使って、10月31日に仕込んだ新酒のできを確かめました。

天山酒造・七田謙介社長「新酒ならではのフレッシュ感、ぴちぴちした感じがあり、非常にバランスの良い新酒に仕上がりました」
◆円安で輸出が追い風、去年の2割増し

天山酒造によりますと、最近は円安の影響などを受けて日本酒の海外への輸出が増えていて去年と比べて2割ほど増加しているということです。初しぼりの酒は、一升瓶で9000本あまりが出荷される予定で12月3日から店頭に並ぶ見込みです。







