◆循環型たい肥で育った野菜

参加者が乗り込んだのは走行時に二酸化炭素を排出しない電動バス。再生可能エネルギー由来の電気を使用しています。そのバスに揺られ一行が向かったのは肉や魚のほか、卵や乳製品を使わないヴィーガン料理を出す飲食店です。最近では食肉の生産過程で出る温室効果ガスも問題となっています。そのため、このツアーでは肉を使わない料理が提供されました。


リセルキッチン・栗原輝明さん「畑育ちのヴィーガンハンバーグ御膳を用意しました。野菜と果物だけで作っています」
レウォンさん「初めてなんですけど、思ったよりめっちゃおいしい、本当にお肉みたい」
桑原さん「ヨーロッパでは普通なので、日本でも当たり前の選択肢になってほしいです」


続いて向かったのは、生ゴミを活用した堆肥で野菜を栽培している農園です。参加者たちは循環型のたい肥で育ったベビーレタスやカブ、ニンジンなどの野菜を収穫していきました。

レウォンさん「すご!真っ黄っ黄やん」

ツアーの参加者が泊まるホテルには、風がなく音もしない冷暖房システム・F-CONが導入されています。パネルに夏は冷水冬は温水を流し、そのふく射熱で冷房や暖房の効果が得られます。エアコンに比べて2割の省エネ効果があったということです。さらに館内で使う電気はすべて再生可能エネルギーを使用しています。

二枝徳英さん「FーCONだけでなく建物の造りからこだわりホテル全体が環境にやさしい省エネルギーな建物になっています」