参議院選挙が7月3日に公示され、17日間の選挙戦が始まっています。
JNNでは5日と6日に有権者に対しインターネット調査を行い、RKBの独自取材を加味して福岡と佐賀選挙区の序盤情勢を分析しました。
自民・現職が一歩リード 立憲・現職はやや優位
改選議席3の福岡選挙区には13人が立候補しています。
一歩リードしているのが5期目を狙う自民・現職の松山政司氏。
自民支持層のおよそ4割しかまとめきれていませんが無党派層からも一定の支持を得て組織力で逃げ切りを図ります。
松山氏を追うのが同じく現職で3期目を目指す立憲の野田国義氏。
立憲支持層のおよそ6割を固め、無党派層も取り込んでやや優位に戦いを進めています。
3議席目を激しく争うのが参政・新人の中田優子氏、公明・現職の下野六太氏国民・新人の川元健一氏、です。
参政の中田氏は、参政支持層の8割程度を固めたほか自民、国民、れいわの支持層にも食い込み、無党派層も取り込んでいます。
公明の下野氏は、「生活と教育の重要性」を訴え公明支持層の8割をまとめていて自民支持層と無党派層の一部を取り込んでいます。
国民の川元氏は国民支持層の6割弱をまとめ先週末には、玉木代表と榛葉幹事長が福岡入りしていて更なる支持拡大を狙います。