◆3人が描くそれぞれの交通未来図
都心部への自動車の流入量は、1990年から2019年にかけて2割ほど減少した。それでも慢性的な渋滞は解消されていない。市長選の候補者は「交通」についてそれぞれ公約に掲げている。

▽高島宗一郎氏(48)
現職の高島郎氏は、西部の百道地区や九大伊都キャンパスなどへのアクセス強化を念頭に、新たな交通マスタープランを策定したいと訴える。

▽熊丸英治氏(53)
新人で会社員の熊丸英治氏は「交通網がまだ弱いところがある」と指摘。自動運転による交通システムの導入や、西鉄貝塚線を買収し路線を複線化するなど再整備を目指すとしています。

▽田中慎介氏(44)
新人で元福岡市議の田中慎介氏は「都心部を市民に開放する」と意気込む。二酸化炭素排出量の削減も含め、都心を循環するLRT=次世代型路面電車の導入やパーク・アンド・ライドの促進を掲げる。







