福岡市長選の焦点は、未来の“交通システム”だ。福岡市は空港が市街地に近いことから、対外的には「交通アクセスがいい」と思われている。しかし、市民は中心部の慢性的な渋滞に頭を悩ませている。交通アクセスの悪い坂の多い場所も少なくない。都市の成長に伴い浮かび上がってきた交通システムのぜい弱さに、3人の候補者はどのように向き合うのだろうか。“新たな交通マスタープラン”“鉄道の複線化”“自動運転システム”“路面電車”などの様々なアイデアが飛び出している。
◆連接バス導入も中心部はいつもノロノロ

163万人が暮らす福岡市。再開発が進む天神地区で長年、市民の悩みの種となっているのが「交通渋滞」だ

市民「朝の通勤とか帰宅ラッシュの混み具合はすごいですね。バスの遅れがなくなったら嬉しい」「仕事の時は車で移動したりします。混んでいる時はすごく混んでますよね。(対策としては)一般車を入れないほうがスムーズなのかなと、でもみなさん困るから難しいですよね」







