8年前、福岡県朝倉市や東峰村などに甚大な被害をもたらした九州北部豪雨について、復興までの道のりを紹介するパネル展が10日から始まりました。

10日から福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれているパネル展。
福岡県内で37人の死者を出した8年前の九州北部豪雨について、当時の被害状況や復旧作業の写真など、およそ50点が展示されています。

県によりますと、河川や道路といった土木施設の復旧工事は完了しましたが、農地などでは今も復旧作業が続いているということです。

福岡県朝倉県土整備事務所 富松勇也 災害事業室長
「日頃からの防災への意識、備えについて考えるきっかけになっていただければ」

パネル展は6月29日まで開かれています。