各地で発表されている梅雨入り。急激に雨が降った時には、車の運転にも注意が必要です。

特に低い位置にある地下道やアンダーパスは、車両が水没してしまう恐れがあります。

車が浸水した時、どうしたら身を守れるのか、取材しました。

冠水60センチ30メートル進んでエンジン停止

JAFの実験映像です。

水深は60cm。速度は時速10キロです。

冠水路に入り30mほど進んだところで車は動けなくなりました。

空気の取り入れ口を通してエンジン内部に水が入り、エンジンが停止したと考えられます。

車が浸水すると、ドアが開かなくなります。

冠水60センチドアにかかる水圧は通常の5倍

RKB 松村かれん記者
「水深60センチ、道路が冠水した場合の水圧を体験したいと思います」

福岡市早良区にあるJAF福岡支部。こちらでは、道路が60センチ冠水した場合の車のドアにかかる水圧を疑似体験できます。

ドアを開けるためには、どのくらいの力が必要なのでしょうか

RKB 松村かれん記者
「全然開かないですね。結構な力で押しているんですけど、ドアが本当に重くて全然開きません。特に女性だとなかなか難しいかもしません」

JAFによりますと、水深60センチの場合、水圧の影響で通常の5倍の力が必要になるそうです。

一体、どのように対応すればいいのでしょうか。