福岡県は、今年度の当初予算案を発表しました。

予算案には、第3子以降の保育料の無償化に取り組む市町村への支援などが盛り込まれています。

福岡県 服部誠太郎 知事
「県民の皆様のために何をなすべきか必死に考え抜き愛する福岡県の未来、飛躍、発展の礎となる施策をこの予算に盛り込んだところでございます」

福岡県の今年度当初予算案の一般会計は、2兆1878億円で5年連続で2兆円を超えました。

主な事業としては、第3子以降の保育料の無償化に取り組む市町村を支援する費用として5億3400万円あまり。

「警固界隈」と呼ばれる若者の相談窓口や緊急避難場所「こども若者シェルター」の設置などにおよそ8800万円が計上されています。

また、知事選で争点になった「ワンヘルス」の推進に関する予算は5億1900万円あまりで前年度よりおよそ2億4000万円増えています。

一方、対馬海峡周辺の海域活断層を調査した結果、津波の高さがこれまでの想定を超える自治体があったことから新たに津波浸水想定区域を作成するためおよそ4600万円の調査費が計上されています。

今年度予算案は今月10日に始まる県議会に提案されます。