梅雨や台風のシーズンを前に大雨に警戒です。
福岡市で15日、川の氾濫を想定した水防訓練が実施されました。

福岡市西区で行われた水防訓練には、福岡市の道路下水道局の職員など、およそ160人が参加。
線状降水帯による大雨で川の水位が上昇し、氾濫のおそれが出たという想定で実施されました。

参加した職員は袋に入れる土の量や紐の結び方に注意しながら土のうを作り、浸水被害を防ぐための積み方を確認しました。

福岡市下水道局 建設推進課 津留弘徳 課長
「こういった訓練を続けていくことは当然大事ですし、いざ対応が必要になった際に活かして迅速に対応していければと思っています」
福岡市では、1999年に起きた「福岡大水害」を教訓に毎年、梅雨の時期を前に訓練を実施しています。