北九州市の高校の中に今月13日、九州初となる「ファミリーマート」がオープンします。
学校の中にコンビニがある学校がいま全国的に増えていますが、どのような狙いがあるのでしょうか。

RKB 岩本大志 記者
「こちら東筑紫学園高校の敷地内ですが、このように中を進んでいくと、校舎の中にはコンビニが見えてきます」

北九州市小倉北区にある東筑紫学園高校。
今月13日九州の高校では初となる「ファミリーマート」がオープンします。

生徒「めっちゃ嬉しいです。いろんなものが買えるので便利だと思います」
Q どんなもの買いたい?
生徒「お菓子!」

生徒
「夏だったら汗ふきシートとかが必要になったりするし、マスク忘れたらマスク買えるし汎用性が高い」

店内には菓子パンやお菓子、文房具などのほか、部活後の間食用に栄養食品も充実させるということです。

ファミリーマート 九州開発グループ 津村昌宏さん
「充実した学校生活を送って頂くことが前提ですけど、結果的に実績をレビューしまして、商品の入れ替えなどはしていきたい」

およそ1000人の生徒がいるこの学校。

学校にはパンなどを販売する売店もありますが、お昼休みになるとすぐに売り切れに。
こうした状況を改善しようと今回、学校がコンビニに出店を要望しました。
校則ではお菓子などの持ち込みは禁止されていますが、コンビニで買ったものを校内で食べることはOKにしました。

東筑紫学園高校 入試広報部 野口健太 部長
「部活動終わったあとにお腹がすいて少し食べたいなとか、もう売店閉まっちゃいましたという風な声もあったもので 充実した生活ができるような環境が作れたらと思っています」

コンビニの営業時間は午前8時から午後8時(最も長く営業する場合)までで、高校だけでなく、隣接する中学校の生徒や教職員も利用できるということです。