4月25日(金)東北楽天ゴールデンイーグルス(パ2位)vs福岡ソフトバンクホークス(パ6位)/楽天モバイルパーク宮城

ソフトバンク先発は、今季ここまで0勝3敗と未だ勝利がない有原航平。最多勝&ベストナインを獲得した去年とは打って変わって苦しむエースが今季初勝利をかけたマウンドに上がった。有原は、ピンチを背負っても要所を締めて8回を5安打無失点と試合の流れを作る。

早稲田大学のOB対決!有原vs楽天・早川・年齢は6歳差

2014年(ドラフト1位)早稲田大学から日本ハムに入団し、プロ生活をスタートさせた有原航平。一方、楽天先発の早川隆久は2020年(ドラフト1位)同じく早稲田大学からプロ入りした。

32歳の先輩・有原の好投に負けじと、26歳の後輩・早川もソフトバンク打線に先制を許さず、拮抗した試合展開が続く…。ソフトバンクは3試合連続で2ケタ安打を放つなど、打線の勢いは絶好調だったが、早川の前に7回を5安打無失点に抑えられる。

有原が今季初勝利&小久保監督が通算100勝目

それでも、0対0の9回、楽天の3人目・則本昂大から代打・緒方理貢が内野安打で出塁する。ここから1アウト3塁とチャンスを広げ、代打・嶺井博希がレフトへの犠牲フライ、嶺井の今季初打点で均衡を破った。

そのウラ、守護神のオスナが先頭バッターにフォアボールを許すが、バックが堅い守りで援護する。サード栗原陵矢が相手のバントミスを逃さず好捕し、素早く1塁へ送球。飛び出していた1塁走者もアウトにし、ダブルプレーに仕留めた。味方の好プレーにオスナも応える。続くバッターをわずか1球でセカンドゴロに打ち取り、ソフトバンクが接戦を制した。

先発した有原航平は、今季5戦目にして初勝利。この勝利で小久保裕紀監督100勝目に到達、メモリアルな白星となった。

(試合結果 楽天0-1ソフトバンク)