福岡市長選挙の投票日まで1か月を切りました。これまでに3人が立候補を表明しています。現職・高島市長が「天神ビッグバン」と並んで推し進めてきた政策が「創業支援」です。福岡市が「スタートアップ都市」を宣言して今年で10年、現状と課題を取材しました。
◆日本最大級の“スタートアップ”イベント

先週、福岡市で開かれた「B DASH CAMP」、日本最大級の“スタートアップ”イベントです。主催するのは、これまでスタートアップ企業に数百億円の投資を行ってきた企業です。
「B DASH VENTURES」渡辺洋行社長「次世代を担うスタートアップができている都市は、東京以外だとおそらく福岡がダントツに優れているんじゃないのかなと思っています」
◆2017年に「フクオカグロースネクスト」

2012年に「スタートアップ都市」を宣言した福岡市。2014年にグローバル創業・雇用創出特区に指定され、スタートアップ法人減税などの支援策を次々と打ち出しました。
そして、2017年に大名小学校の校舎を活用した「フクオカグロースネクスト」がオープンしました。気軽にコミュニケーションが取れるコワーキングスペースやオフィスを提供。税理士や司法書士などの専門家への相談は無料で、実証実験のサポートや企業同士をマッチングさせるイベントも定期的に開催しています。








