宮脇キャスター:
数日の間に続けて接種する場合新型コロナとインフルエンザどちらのワクチンを先に接種した方がいいか?新型コロナのほうが副反応で高熱がでる方が比較的多いと言われています。高熱がでると翌日や2日後に次の接種をするのが難しくなるためどちらかを先に選ぶのであればインフルエンザを先にした方が影響が少ないとされています。
ただ、山本医師によりますと「それぞれの副反応を知るためにも可能であれば日にちをずらして接種することをおすすめしている」ということです。
ちなみにインフルエンザ以外のワクチンと新型コロナワクチンは間隔を2週間以上空けないといけません。いずれにしてもかかりつけ医としっかりと相談して接種することをおすすめします
◆この冬はインフルも同時流行の懸念

今年の冬は新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されています。今月16日までの1週間でみると1定点あたりのインフルエンザの報告数は福岡県が全国で最も多くなっています。発熱外来に対応している福岡市西区のやまもとホームクリニックでは今月からインフルエンザの予防接種を始めましたが今週に入り、希望者が急に増えたといいます。
山本医師「全部インフルエンザの予防接種です。300人分くらいストックしています。今年はインフルエンザが流行するって言われていますので積極的に打っていこうと思っています」
今年はインフルエンザが流行する可能性が高いと言われていますがその理由について感染症に詳しい長崎大学の森内教授に話を聞きました。
森内教授「2シーズン流行がなかったため抗体が落ちている、特に高齢者、年少者の抗体がかなり低い。南半球、オーストラリアなどでこの冬、早い段階から流行、さらにピークも高かった」







