6日午後、長崎県壱岐沖で起きたヘリコプターの事故で、乗っていた6人のうち3人が死亡しました。
国の運輸安全委員会は7日午後調査官を現地に派遣し、調査を始める予定です。
6日午後1時半、医師や患者ら6人が乗ったヘリコプターが、長崎県の対馬空港から福岡市の福岡和白病院に向けて飛び立ったあと、消息不明となりました。

通報を受けて海上保安庁の巡視船などが捜索したところ、午後5時すぎ、壱岐沖で転覆した機体を発見。

6人全員を救助しましたが、患者のモトイシミツコさんと付き添いで乗っていたモトイシカズヨシさん、医師のアラカワケイさんが機内で心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認されました。
残る3人は命に別状はありませんでした。
ヘリコプターを運航していたエス・ジー・シー佐賀航空をめぐっては、去年7月にヘリが墜落し、2人が死亡する事故が起きていますが、4月4日に点検した際に異常はなく機長の体調にも問題はなかったとしています。
国の運輸安全委員会は7日午後調査官2人を現地に派遣し、調査を始める予定です。







