福岡県田川市の村上卓哉市長が部下の女性職員との「不倫関係」を認めた問題。
女性職員の代理人弁護士が会見を開き、「不倫ではなくセクハラだ」と訴えました。

この問題は2月、田川市の村上市長が50代の秘書の女性職員との「不倫関係」を認めたものです。

これに対し、女性職員の代理人弁護士が31日会見を開き、「女性は、村上市長から強いられた同意による継続的なセクハラを受けていた」と訴えました。
弁護士によると女性は、上司と部下という権力関係の中で、2人きりの会食を繰り返し要請され、カラオケボックスでキスをされるなど恋愛関係を持ちかけられ、断ることができず交際関係を開始したということです。
女性は31日、田川市の公平委員会にセクハラの苦情を申し立てたほか、第三者委員会の設置などを求める措置要求書を提出しました。
これに対し村上市長は、「会見の内容を把握していないためコメントを差し控えます」としています。