福岡県の助成事業をめぐる汚職事件で、福岡地検小倉支部は、業者側から5500万円あまりの賄賂を受け取ったとして元県議の男(59)を収賄の罪で起訴しました。

収賄の罪で起訴されたのは、元福岡県議会議員の片岡誠二被告(59)です。

起訴状などによりますと、片岡被告は福岡県議会議員だった2022年4月と2023年4月、ケア・トランポリン教室への県の助成事業をめぐり、予算を可決させるための便宜を図った見返りに、健康器具の販売会社「サンライフ」の実質的経営者の男から現金あわせて5500万円余りの賄賂を受け取ったとされています。

「サンライフ」の実質的経営者で代表取締役の鬼木義美被告(66)は贈賄の罪で起訴されています。