航空自衛隊芦屋基地の周辺で健康被害が懸念されるPFAS=有機フッ素化合物が検出された問題です。

福岡県などは28日芦屋基地と九州防衛局に原因究明を求める要望書を提出しました。

福岡県と芦屋基地周辺の3つの町は28日午後、芦屋町役場で、芦屋基地と九州防衛局の担当者に要望書を提出しました。

国や県の調査では芦屋基地の井戸やその周辺から国の基準を超えるPFASが検出されています。

要望書では、原因の究明や拡散防止策のほか、基地周辺の井戸水の検査などを求めています。

福岡県環境部 鐘ヶ江弥生 部長
「きょう要請提出させていただいたことをですね、速やかに着実にご対応いただきたい」

これに対し九州防衛局の中辻綾太企画部長は、「確たることを申し上げることは困難だ。どのような対応ができるか考えていく」と答えました。