JR九州は、今月に入って列車のドアの開閉ミスなどが4件相次いでいることを明らかにしました。JR九州の古宮洋二社長は「非常に反省しないといけない」と述べました。
ホーム手前でドア開けたケースも

JR九州によりますと、26日午後7時半ごろ、福岡県みやま市のJR鹿児島線渡瀬駅で、車掌が誤ってホームと反対側のドアを開けました。

また、3月12日には宗像市の赤間駅で、特急列車が停車位置の約40メートル手前で停車し、後ろの2両がホームに達していない状態でドアを開けたということです。

3月は、ドアの開閉に関係するトラブルが他にも2件起きていますが、いずれもけがをした人はいませんでした。
運転士と車掌の全員と面談へ

古宮社長「結果としてお客さまが転落しなかったからよかったですけど、やっぱり起きたことは非常に反省しなきゃいけないことと思っています」
JR九州は、「すべての運転士、車掌と面談して指導を徹底し、再発防止のため安全意識を高めていきたい」としています。