博多松囃子の傘鉾の制作を手がける福岡在住の2人の日本画家による展覧会が、福岡市天神のギャラリーで開かれています。

福岡市天神のギャラリー風で開かれている「日本画二人展」では、博多松囃子の傘鉾の絵師を務める日本画家の峰松由布子さんと横山佳美さんの代表作およそ30点が展示されています。

峰松さんの作品「cache-cache」

峰松さんは、思春期の少女の揺れ動く心情をテーマにしていて物憂げな表情と、華やかな色彩の対比が特徴的です。

日本画家 峰松由布子さん(40)
「色彩の重なりによって生まれるハーモニーにこだわりを持って制作しています」

横山さんの作品「山のあなた」

また、横山さんは自身の姪をモデルに描いていて、服のレースの柄も細かく表現しています。

日本画家 横山佳美さん(37)
「今この子たちはこういうことを思っているんじゃないかとお客様が見て感じ取っていただけたらありがたいかなと思っています」

この展覧会は3月30日まで開かれています。