福岡市教育委員会の教育長に新たに就任する下川祥二氏が26日会見を開き、障害児や不登校の子供たちの支援にしっかり取り組みたいと抱負を述べました。
4月1日付で福岡市教育委員会の教育長に就任するのは、下川祥二氏(62)です。
下川氏は1987年に入庁、保健医療部長や市民局長、総務企画局理事などを歴任し、2024年から水道事業管理者を務めていました。
今回の起用は、石橋正信教育長が任期満了で退任することに伴うもので、任期は3年です。
26日の就任会見で下川氏は、障害のある児童・生徒が増えていることに触れ、「障害のあるお子さんの支援についてはしっかりと取り組んでまいりたいと思いますし、不登校のお子さんの支援も取り組みを進めたい」と抱負を述べました。
また、新年度予算に計上されている小中学校の学校給食の無償化や体育館の空調整備については、「遅れがないようにやっていくことが一番大事」と話しました。