春休みの中の小学生がマイナス23℃の世界を体験しました。入ったのは、物流センターでアイスクリームや冷凍食品などを保管している巨大な冷蔵倉庫です。

真冬の富士山の山頂と同じくらいの気温

26日午前、福岡市東区にある東洋水産の物流センターに集まったのは、春休み中の小学生と保護者28人です。

参加者はヘルメットをかぶり、厚手のコートなどを着て移動します。

「寒かったりしたら早めに係員に声かけてください」

一行が向かった先はー

アイスクリームや冷凍食品などを保管している巨大な冷蔵倉庫。

Q.冷蔵庫は?
小学生「寒い」

Q.前見えている?
小学生「うん・・・」

室内はマイナス23℃で、真冬の富士山の山頂と同じくらいの気温です。

タオルを回すとカチコチに

RKB 金子壮太記者「タオルを回すと・・・濡れたタオルがこのようにカチコチに凍るんです」

小学生「(タオルが)硬い、硬くなった」

マイナス23℃シャボン玉はどうなる?

シャボン玉を飛ばしてみるとー

割れた破片が固まりひらひらと舞っています。

小学生「(シャボン玉が)上にいった後にぱって消えた後にキラキラって粉みたいなものが舞い降りてきました。綺麗でした」

小学生「もう鼻毛凍りました」

スープを飲んでほっと一息

見学の後、参加者たちはスープや温めた冷凍食品を食べほっとした表情を浮かべていました。

小学生「めっちゃ常温のありがたさに気づきました。スープを耳に当てたら生き返った」

今回で4回目となる冷蔵倉庫の体験会、東洋水産は「冷蔵倉庫の役割を楽しみながら学んでもらいたい」と話しています。