特定の分野に強みのある大学に最大で55億円を補助する国の事業に九州工業大学が選ばれました。

九州工業大学と北九州市の会見

文部科学省の事業「J-PEAKS」は、特色がある中核大学に対して国が5年間で最大55億円を補助するものです。

今年度は65件の申請の中から九州工業大学を含む13の大学が選ばれました。

資料


九州工業大学は、超小型衛星の打ち上げ数が大学・学術機関の中で7年連続世界一を誇っています。

こうした研究に補助金を活用していくほか、大学発のスタートアップ企業を支援することも想定していて今後10年間で新たに120社の企業を創出したい考えです。

九州工業大学 三谷康範 学長
「我々が生み出した技術を、世の中に目に見える形での貢献をちゃんと作っていく」

また、北九州市も起業経験のある実業家を市のアドバイザーとして登用し大学発スタートアップを支援していく方針です。