◆公開イベントに参加!

RKB小畠健太「イベント会場に詰めかけた大勢の人の前で、アートの師匠とともにライブペイントに挑んでいます」


福岡県志免町で10日に開かれたイベントに、雄猿さんと一緒に出演した北村さん。200人を超える観客の目の前で作品を描きます。

PICFA 原田啓之施設長「ステンシルを教えてもらった人の隣で描ける喜びと、安心感は結構いいかなと思います。朝からけっこうニコニコだし、なんか伸び伸びやれてるんじゃないかなと思います」



スプレーを使いづらい強風の中、3時間かけて作品を仕上げました。

Q.自分のきょうの出来は?
北村彰吾さん「結構いい感じで出来ました」


Q.師匠と比べて?
北村彰吾さん「やっぱりまだかなわないですね」


博多絵師 雄猿さん「こんな(小さい)の描くので、必死だったんじゃないですかね、あの頃って。今は独りで、これ描けるけん。すごい成長ですよね、人としても。絵をずっと描き続けた方がいいよ。何かの自分のきっかけになっとうわけやけんね」
北村彰吾さん「描き続けます」
雄猿さん「元気にね。健康で」

◆自分の夢に向かって 応援する人たち

北村さんの次の目標は、個展を開くことです。


PICFA 原田啓之施設長「北村君自体がどこかに就職したいとか、やりたいことがほかに見つかれば、どんどん応援していきたい。PICFAは絵を通してだとか、いっぱいスキルを積んでもらって、いっぱい失敗してもらって、それが自分の夢に向かっていく通過点として僕たちがいられたらなとすごく思っています」

障がいがあっても、人との出会いや環境によって人生を変えることができる。自分の活躍の場を少しずつ広げていく北村さんの姿が、そのことを私たちに伝えています。