市場に出回るコメが不足し価格が高騰し続けている問題。福岡・北九州の名物かしわめしが、その影響を受けてリニューアルすることになりました。鶏のスープと「門外不出」の調味料でコメを炊くかしわごはんは、大麦をブレンドして販売されます。

大正10年から販売「東筑軒のかしわめし」

JR鹿児島線折尾駅で大正10年から販売され、今もホームで立ち売りされている名物、かしわめし。

折尾駅のほか福岡県北部のJR鹿児島線駅ホームなどで年間40万個あまりが売れるおなじみの駅弁です。

このかしわめしが3月1日にリニューアルします。

100%コメ→コメに大麦をブレンド

東筑軒 佐竹真人社長「この、真ん中に線が入っているのが大麦です」

RKB 堺恭佑記者「見てわかりますね。1割くらいでしょうか」

かしわめしが「大麦入り」に。理由はコメの価格の高騰です。

東筑軒 佐竹真人社長「コメの価格は2月にもまた上がったので去年の10月と比べると、1.75倍。来月はまた上がると言われています。」

コストを抑えるため、鶏のスープと「門外不出」の調味料で炊くコメに、国産大麦を1割ほどブレンドすることにしました。

RKB 堺恭佑記者「おいしい。ちょっともっちりしますね」

東筑軒 佐竹真人社長「大麦の食感ですね」