佐賀県のブランドかんきつ「にじゅうまる」の初競りが20日行われ、過去最高額の1箱50万円で落札されました。

「にじゅうまる」の初競りは20日朝、佐賀青果市場で行われました。

「にじゅうまる」は佐賀県が20年かけて品種開発したブランドかんきつで、プチっとした食感とたっぷりとした果汁が特徴です。

初競りには卸業者などおよそ50社が参加し、落合裕二副知事が「デビュー5年目となったにじゅうまるですが今年もおいしくできました」とアピールしました。

およそ3トンの「にじゅうまる」が競りにかけられ、最も高いものは8個入りの1箱が過去最高額の50万円で落札されました。

佐賀県農業協同組合 楠泰誠 代表理事組合長
「まだまだ少ない数量でありますけれども、内容的には十分に仕上がっているところでございます」

「にじゅうまる」はおよそ290トンが3月末まで出荷される予定で、福岡や佐賀のほか関東などでも販売されます。