再開発が進む福岡市天神で、待ち合わせの定番スポットにもなっている「大画面」が生まれ変わりました。

「こんな大きなペンギン見たことない」

「すごーい」「めっちゃリアル」

立ち止まった人がスマートフォンを向けているのは。

RKB 下濱美有記者「福岡市天神の中心に巨大な水槽が現れました。すごい、ペンギンが水しぶきを上げて前に出てきました。迫力があります。こんなに大きなペンギンは見たことがありません」

ソラリアステージのビジョン

西鉄は、福岡市天神にあるソラリアステージのビジョンのリニューアル工事を行い、10日から運用を開始しました。

大きさはこれまでの9倍となる縦9メートル、横8メートル名称は「SOLARIA(ソラリア)DAIGAMEN(だいがめん)」です。

最初に映し出されたのは、マリンワールド海の中道の映像広告で、目の錯覚を利用した「飛び出す映像」も流すことができるようになりました。

西鉄 都市開発事業本部 立野夢葉さん「大画面という愛称でなじみがあったと思うんですけれど、あまり大きくないじゃんっていう声をたくさん頂いていました。やっと名実ともに大画面として『天神の待ち合わせ場所』と胸を張って言えるようになったので、大きさとインパクトと可愛いペンギンの動画を見に来ていただけたら幸いです」

天神の待ち合わせスポットとして親しまれ

西鉄は1997年にソラリアステージにビジョンを設置しました。

2000年当時のビジョン

RKB 坂田周大アナウンサー「ここは福岡市天神のソラリアステージ広場です。150インチの大画面、広い階段に腰掛けて試合を観戦することができます」

2000年ホークス優勝時

2000年にはホークスのリーグ優勝をかけた試合が流され多くのファンが集まりました。

天神の待ち合わせスポットとして市民に親しまれてきたビジョン。

より迫力のある「大画面」となり、道行く人たちも立ち止まって写真を撮っていました。

街の人「迫力あっていいですね、びっくりしちゃった、こっちに向かっているような感じ。びっくりしちゃった」

街の人「でかくなりすぎて嬉しいです、また待ち合わせに使わせてもらいます」

再開発が進み生まれ変わる天神地区の新たなランドマークとなりそうです。