返り咲いた自民の重鎮

返り咲きを狙ったのが前回の市議選で5票差で敗れた自民党の重鎮・片山尹氏(78)です。
逆風が吹く自民党の公認を得て、組織戦を展開しました。

自民党・元職(小倉南区) 片山尹 氏
「マイクを持つのは、4年前は(新型コロナで)集会もしない、選挙カーもしないということで、約8年ぶりになります」

開票を見守る事務所には、2年前の市長選で片山氏とともに対立候補を推した大家敏志参議院議員の姿も。
小倉南区で3455票を獲得し、12人中9番目で当選を果たした片山氏は、武内市長との対決姿勢を鮮明にしています。

当選した 片山尹 氏
「彼(対立候補)を応援した以上は、すぐ武内さんを支えていくという態度は僕はとれない。一番長老として今までの(武内市政の)やり方がよかったかどうか皆と検証して、まあマスコミの皆さんが喜ぶことしますよ」
過去2番目に低い投票率

投票率は過去2番目に低い40.12%で、企業や団体などの特定の支持基盤を持った候補には有利に働きました。