終戦直後の1945年に創業した「だるま堂」。

名物の焼うどんは、当時、食糧難で焼きそばの麺が手に入らず、干しうどんで代用したのが始まりとされています。

多くの人に愛されてきた「だるま堂」ですが、6年前、2代目の店主が亡くなり、一度閉店に。

「地元が誇る食文化を守りたい」と店を引き継いだのが竹中さんでした。

だるま堂・竹中康二店主「今から75年前くらいに焼うどんがこの街で生まれて、ずーっと75年間ここで焼いて提供され続けてきて、当たり前が続けている形になっていけばなと」

しかし去年1月、正月でにぎわう鳥町食道街一帯を大火が襲いました。

岩本大志 記者「北九州市の商店街です。商店が建ち並ぶこの一帯で激しい炎と煙が上がっています」

だるま堂・竹中康二店主「すごいですね、黒煙が今また。鎮火するのかなと思ったら、また爆発音が・・・なんとも言えないですね」