自称『日本一小さい営業マン』がいます。
身長は139センチ。
「僕だから伝えられることがある」そう語る男性は、今同じ障害を持つ小学生と交流を続けています。
中学時代に受けたいじめや営業マンになるまでにぶつかった壁、すべての経験が今につながっています。
先天性多発性関節拘縮症

爽やかな笑顔で挨拶する、福岡市東区の会社員山崎海斗さん(25)。

自ら『日本一小さい営業マン』と名乗って活躍しています。

山崎海斗さん
「唯一無二の個性だと思っています。僕だからこそできること、僕だからこそ伝えられることだと思っているので一番の武器だと思っています」

海斗さんには、関節が曲がったり固まったりする先天性多発性関節拘縮症という障害があります。
身長は139センチ。

手足は不自由ですが営業マンとして大事な身だしなみも自分で整え車の運転にも独自の工夫をこらしています。

山崎海斗さん
「駐車券が入り口で取らないといけないときってあるじゃないですか、そういうときにどうしても手が伸ばせないから届かないんですよね。そういうとき、助手席にマジックハンドを置いてるのでこのマジックハンドを使って駐車券を掴んで取ったりとか」