監視カメラとAIでゾウを監視・追跡
悲劇を防ぐため、新たな対策も始まりました。
クイブリ国立公園では、ゾウを監視するカメラ28台を設置。

AI=人工知能を使ってゾウを自動的に検知・追跡するシステムも試験的に運用しています。

住宅地に向かうゾウがいれば、パトロール隊や近隣住民に無線や通信アプリで警告します。
RKB 村橋佑一郎記者
「いま赤外線のドローンを使ってゾウを探している」「2頭いる?2頭いるんだ」

取材中、すぐ近くに6頭のゾウが現われました。
パトロール隊が急行します。

RKB 村橋佑一郎記者
「大きな声を出してゾウを追い払っていますね」
ゾウを傷つけないように火薬で音を鳴らし、威嚇します。
ゾウの群れに襲われる危険もありましたが、6頭とも保護区に返すことができました。