去年、発祥から600年を迎えた八女茶。健康志向などで海外での人気も高まっていて、フランス・パリのカフェでも提供されています。

緑茶ブームフランスでも

RKB 本田奈也花アナウンサー「パリ市民の憩いの場であるリュクサンブール公園。ここのすぐ近くにあるのがチョコレート界の巨匠とも言われるジャン=ポール・エヴァンの娘が経営するカフェです。中にはマカロンやケーキ、さらにはパンなどもあります。ここでは八女茶を味わうことができます」

パリ6区美しい街並みが広がり、多くの学生が住んでいる地域です。ここで人気のカフェが「パヴァーヌ」です。

ショーケースにはおいしそうなスイーツが並びます。

気になるメニューを見てみると…フランス語に交じって「SENCHAFUKUOKAJAPON」の文字これはそう!八女茶のことなんです。

RKB 本田奈也花アナウンサー「緑茶の中で八女茶を選んだ理由は何でしょうか?

カフェ・パヴァーヌ マノン・エヴァンさん「鹿児島産などいろいろ日本茶を味わいましたが、私にとって、八女茶が特に美味しくて、香りが好きだったので選びました。うまみなど緑茶の味がフランスで知られるようになりフランス人もとても緑茶を楽しんでいます。」

来店客はー
「ベリーナイス。ケーキに合うと思いますし、ピロシキとも合いそうです。」
「とてもおいしい。まるで香水のような香りが口の中にどんどん広がります。」

フランスへの輸出 10年で3倍に

ジェトロ=日本貿易機構によるとフランスへの緑茶の輸出は年々増えていて10年間でおよそ3倍となりました。フランスでは今、緑茶ブームとなっているようです。

RKB 本田奈也花アナウンサー「マノンさん自身はよく八女茶を飲まれますか?」



カフェ・パヴァーヌ マノン・エヴァンさん「朝は八女茶を飲みます。寝起きに飲むと気分が良くなって上機嫌になります。」