仰向けで水面に浮く時のポイント

RKB 若松康志 記者
「夏休みを前にこちらの小学校では着衣泳の授業が行われています」

服を着たまま海や川に落ちたことを想定した着衣泳。

子供たちはペットボトルを使った浮き方や仰向けで水面に浮く背浮きの方法を学びました。

合言葉は水面に浮いて救助を待つ「浮いて待て」です。

水難学会理事 長岡技術科学大大学院 斎藤秀俊 教授
「『浮いて待て』は特に背浮きをする時にはしっかりと呼吸を止めて背中を下にして、あおむけの状態で水の上に浮くような形になります。本当に自然体で大の字に近くなる感じで広げて、安定して浮くと。基本的には呼吸はずっととめたままいっぱい息を吸って止めたまま。苦しくなったらはーっと吐いてもらってすぐに吸うということで」

参加した小学生
「出来るだけ上を向いて胸を張ることが大事だと教わりました」

参加した小学生
「あごをあげてなるべく息をゆっくり吐いたら浮けるって教わってやってみたら少し長く浮けました」

北九州市立河内小学校 古賀克彦 校長
「どうすれば自分の身を守ることが出来るのかライフジャケットを使うことも含めて命の守り方をしっかりと身に付けてほしい、そして楽しく夏休みを過ごしてほしいなと思っています」