広島・呉市の女性たちが育てたアジサイの花が、梅雨入りに合わせるように見ごろを迎えています。
呉市長谷町の吉浦と天応を結ぶ約300メートルのバス通りは、「あじさいロード」と呼ばれています。西洋アジサイとガクアジサイなど10種類・15色余りの鮮やかな花が通りを色づけています。
この通りは以前、ゴミのポイ捨てに悩まされていました。そこで近くの団地に住む主婦たちが中心になって約40年前にアジサイの栽培を始めました。挿し木で増やしたアジサイは約1000株に増え、毎年、多くの人が訪れます。

ことしは気温の高い日が多かったため、色づきがいいということです。
訪れた人
「雨とアジサイはよく合うから、よかった」
世話人 藤井綾子さん
「一株一株、増やすのがたいへんだったが、きれいになったので、今はよかったという気持ち」

ひと雨ごとに鮮やかさを増す「あじさいロード」。今月いっぱいが見ごろです。