梅雨が明けいよいよ夏本番です。仕事だけでなく、車でお出かけすることも多くなる季節。でも、レギュラーガソリンの価格は上がり続け、気温も上昇。快適なドライブにはエアコンも欠かせない。燃費をよくする運転術を探ります。

資源エネルギー庁が発表したレギュラーガソリンの広島県内の平均価格は、7月3日現在で1リットルあたり171円40銭で、上がり続けています。

ガソリンスタンを利用するトラック運転手は「毎日のことなので、家計が圧迫されていますね」とこぼし、別の利用客は「毎日、乗っているので身にしみます」と肩を落とします。

2023年の広島県内のガソリンの卸売価格は、ほぼ横ばいで、大きく値上がりはしていません。一方で、価格高騰の軽減策として、政府が支給している補助金が縮小されているため、小売価格が上がっているということです。

広島市内のガソリンスタンド「平和サービスステーション庚午橋SS」の薮本健一マネージャーは「ガソリンの値上げについてはかなり痛い。これ以上、上がったら客足も減る」と話します。

ただ、暑さをしのぐためにはエアコンも欠かせません。

トラック運転手
「全開ですね。なので余計、燃費に悪いです」
利用客たち
「ずっと使っています。温度を最低にしています。背に腹は代えられない」
「つけだしたらもうだめです。もうやめられません。つけるまでは我慢できましたけど」

ガソリンは高いけど、エアコンは使いたい…。燃費を良くして効率よくエアコンを使う方法はあるのでしょうか?ロードサービスのスペシャリスト、JAF広島支部の渡辺さんに聞きました。