広島・大崎上島町に住む女性が、初めて出場した陸上大会で世界新記録を打ち立てる快挙です。年代別の100メートル走で偉大な記録が誕生した理由は、“畑仕事“ かもしれません。

川本静子 さん(95)
「身体だけは元気。耳が遠いが…」

大崎上島町に住む 川本静子 さんは95歳。首にぶら下げているのは、3つの金メダルです。

尾道市で11日に開かれた「マスターズ陸上」です。家族に勧められて、初めて出場した川本さんは、一番左のレーンです。川本さんより若い走者に負けじと、ゴールまで一直線に駆け抜けました。

結果は、なんと100メートルで年代別の世界新記録です。また、60メートルと200メートルでも日本新記録も打ち立てました。

川本静子 さん
「あんなに速く走れると思わなかった。びっくり」

そんな川本さんの健康の秘訣とは…?