去年12月、広島市で起きた強盗事件で、警察が新たに、東京・中野区の事件などに関わったとされる男2人を逮捕する方針を固めたことが28日、分かりました。

この事件は、去年12月、広島市西区にある店舗兼住宅に複数の男が押し入り、住人の男性を殴るなど親子3人にけがをさせ、現金や腕時計など合わせて2700万円相当を奪ったとされるものです。男性は意識不明の重体です。

この事件で警察は、実行犯を8人とみていて、先月、4人を逮捕していますが、東京・中野区の強盗傷害事件に関与したなどとして逮捕・起訴された 真栄城健 被告 と 西本佑聖 被告 を新たに強盗殺人未遂などの疑いで近く逮捕する方針を固めたことが分かりました。

2人の身柄は28日、広島に移される見通しです。

(広島市西区の事件で逮捕された4人は、強盗殺人未遂などの疑いで逮捕され、その後、このうち3人は強盗傷害の罪で起訴、19歳の男は家裁から検察官送致されています)