Bリーグの広島ドラゴンフライズは、次のシーズンからグリーンアリーナをホームスタジアムとして使用します。これを受けて、県は10月からの使用ルールを見直し、平日に関して10%の制限を撤廃しました。しかし、これで「広島飛ばし」が解消されるかというと、なかなか難しいようです。

キャンディープロモーション 企画制作部 中島潤也 部長
「平日に開催するとなると、アーティストにそれなりの動員力が必要になってくるので、ハードルは高いです。事務所側としても、他の地域の土日開催と比べたときに、学生の遠征などを考えると、お客さんに対して優しくないよねって」

アーティストも運営会社もファンも待望する、広島でのエンターテインメントの活性化。他地域では新会場建設も相次ぐ一方で、県内や近隣の県では、これからコンサートホールの改修工事が続くため、さらなる会場不足も予想されます。

県内の新アリーナ建設も含め、より魅力あるまちになるために、行政の動向も注目されます。