広島市内で個展を開いている自閉症の画家・石村嘉成さんと父親の講演会がありました。
会場には、石村さん親子の話を聞こうと、およそ200人が集まりました。
独特な色使いで躍動感あふれる動物を描く石村嘉成さん。2歳で重度の自閉症と診断されましたが、11歳の時に亡くなった母親が献身的に療育。人と話したり、じっと座ったりすることが可能になり、社会性も獲得。画家として活躍できるまでになりました。
父親・石村和徳さん
「やれば出来る子なんですよ。手間と時間がかかるだけ。やれば出来る子なんですよ。ただ手間はかかるけど、無理だといって親が諦めてしまったら何も前に進まないんですよ。やれば出来る子なんですよ。自閉症の子も」
参加者
「すごいなんか希望というか、持たせてもらって…感動しました」
この後、石村さんは参加者と一緒に版画作品のライブドローイングを行いました。展覧会「動物画家石村嘉成の世界」は9月7日まで開かれます。