夏休みは旅行や帰省などで家を空けることが増える時期です。そんなときに気をつけたいのが火災です。電源プラグやコード火災の危険を考えます。
【動画提供:NITE】
コンセントに挿した電源プラグから白い煙が上がっています。そして…激しく炎が上がりました。発火の原因は「トラッキング現象」です。

コンセントや電源プラグの周囲にほこりや水分が付着したまま電気を使うと、火花放電がくり返されて、発火する危険が高まります。
掃除機やドライヤーでやってしまいがちな、コードを引っ張る動きにもリスクが潜んでいます。電源プラグやコードの変形や破損は、断線などを引き起こし火災につながります。

広島市消防局によりますと、前年度の火災件数は260件で、そのうち11件が電源コードなどの配線器具が出火原因です。毎年10件前後発生しています。
5つのチェックポイントです。

広島市消防局は旅行や帰省でしばらく家を空ける場合、使わない電源プラグをコンセントから抜いてから外出するなど火災への注意を呼びかけています。