8月6日の「原爆の日」を前に、平和公園の一斉清掃が行われました。

朝から厳しい日差しが照りつける中、ボランティアなどおよそ2000人が参加。黙祷をしたあと、平和公園一帯での清掃に取り組みました。「原爆の日」の前に実施するこの活動は今回で53回目になるということです。

原爆ドーム対岸の元安川の護岸では消防が出てホースで水をまき、参加者はデッキブラシで汚れを洗い落としていきました。

広島市・松井一実市長
「今度の式典はヒロシマの心を受け止める準備ができている方々にぜひ来ていただきたい。それぞれの国の為政者に伝えるとかねそういったことをやっていただきたい」

被爆80年のことしの平和記念式典には過去最多となる124の国と地域が参列。イスラエルやイラン、パレスチナの大使も参列する予定です。