衛星画像には大陸で黄砂と見られる茶色いエリア 週明けに日本へ

22日午後の衛星画像をみると、大陸の奥地で茶色く映っているエリアが見られています。これは乾燥した砂漠地帯で巻き上げられた黄砂とみられます。現地でも黄砂が観測されていますが、これが25日以降、日本列島へ飛来する可能性があります。

気象庁の黄砂飛来予想をみると、25日以降は西日本から東日本を中心に、広く黄砂が飛来する予想が出ています。現在の予想分布を見ると、黄砂の濃度が濃いおそれがあります。

予想通りの濃度の黄砂が飛来した場合、屋外では所により黄砂が付着するなどの影響が予想されます。また、視程が5キロメートル未満となった場合、交通への障害が発生するおそれがあるかもしれません。花粉やPM2.5や黄砂が組み合わさると症状が悪化することもあります。特にアレルギー体質や呼吸器系に疾患のある方などは屋外レジャーなどご注意ください。
今後、気象庁や地元気象台から黄砂に関する情報が発表されるかもしれませんので、最新の気象情報にご留意ください。