「緊急譲渡金1500万円が受け取れる」というメールを信用し、大分市内の50代の女性が2月、電子マネーおよそ7万円分を騙し取られたことがわかり、警察が捜査しています。

警察によりますと、1月下旬、大分市内に住む50代の女性のスマートフォンに「契約手数料以外に費用はかかりません」などと書かれたメールが届きました。

女性が送られてきたアドレスにアクセスしたところ「海外の移植医療機構との契約手数料を負担すれば契約完了となり、緊急譲渡金1500万円が受け取ることができます」などの内容で支払い方法を指示する表示がありました。

信用した女性は指示されたとおりに2月に入り、3回にわたって大分市内のコンビニで電子マネー合わせて6万8000円分を購入し、利用権を伝えて騙し取られたものです。

入金がないので、女性が親族に相談したところ、詐欺ではないかと気づき、6日警察署を訪れて被害にあったことが分かったものです。

警察は高額の譲渡金をかたるメールは詐欺の手口だとして注意を呼びかけています。