幸福を招くとされる「福助」の凧揚げ会が大分県国東市の小学校で行われ、児童が地域の人との交流を通じて伝統文化を体験しました。
風に乗って大空を泳ぐ福助の凧。国東市国東町の富来小学校では1、2年生25人が地元の有志で作る保存会のメンバーと凧揚げを体験し福助の凧が披露されました。
福助の凧揚げは国東町松原地区に古くから伝わる正月の伝統行事で、今も地元の高齢者が竹ひごに和紙を貼り毎年手作りしています。
(児童)「楽しいです」「お友達と凧揚げ出来たから楽しかったです」
(福助凧揚げ保存会・松吉鈴美会長)「地域だけにある福助の凧です。時代とともに消えていきそうなので、それで地域おこししたい」
凧揚げ会は児童にとって地域の伝統文化を知るよい機会となったようです。