白色のボラを確認できたのは2001年以来21年ぶり
(うみたまご飼育部・星野和夫さん)「ボラですね。白いボラよく見つけましたね。すごい」
大分市の水族館「うみたまご」は体の形状などから正体を「ボラの仲間」と判断。目の色が確認できないため、色素欠乏のアルビノの個体かどうかわかりませんが、白色変種という色素の薄い個体とみています。

珍しい魚の情報が集まるうみたまごでも白色のボラを確認できたのは2001年以来21年ぶりで、生まれる確率が低い白色変種がここまで大きく育つのは珍しいということです。

(星野和夫さん)「白いと野生の中でも見つかりやすいので、小さいうちに捕食されるんだと思う。それが50~60センチあったということはかなり運の強い個体なのかな」

カメラがとらえた白い魚影。悠々と泳ぐその姿は過酷な生存競争を生き抜いた証かもしれません。