信号の色などの情報をスマートフォンに通知し、視覚障害者らが道路を安全に横断できるよう支援する装置が大分県内で初めて大分市の信号機に設置されました。
この歩行者支援装置は専用アプリを通じて信号の色や切り替わりなど、歩行者信号の情報を音声や振動で教えてくれるものです。装置は視覚障害者や高齢者の横断をサポートして交通事故を防ぐことを目的に全国で普及が進んでいます。大分県内では23日、大分市中心部の信号機2か所に初めて設置されました。
(県警本部交通規制課・中野千鶴警部補)「今まで音響信号などでしか横断できなかった方が自分の手元で信号機の情報を確認できる視覚障害者や高齢者がより安全に道路を横断してほしい」
専用アプリは利用者の使い勝手に応じて、読み上げ速度や振動の種類などを変えるできます。