大分市が発注した入札妨害事件をめぐり、大分簡易裁判所は市の幹部職員2人に対し、それぞれ罰金40万円と30万円の略式命令を出しました。

地方公務員法違反の罪で略式命令を受けたのは、事件当時、大分市公園緑地課の課長(54)と政策監(55)の2人です。

2人は去年市が発注した除草業務委託の入札に関して、元大分市議に予定価格を漏らした罪で、8月26日に略式起訴されていました。

これを受けて、大分簡裁は9月1日付けで元課長(54)に罰金40万円、元政策監(55)に罰金30万円の略式命令を出しました。