旧国鉄時代に製造された列車、通称「白電」の引退を見送るイベントが、大分県津久見駅で行われ、多くのファンが別れを惜しみました。

415系の白い列車、通称「白電」は40年以上にわたり活躍してきましたが、老朽化により、大分地区を走る車両は現役を引退します。

「白電」

始発を前にJR津久見駅で23日、午前2時半から福岡の車両センターに回送される最後の「白電」を見送るイベントが開かれました。未明から早朝にも関わらず多くの鉄道ファンが「白電」の姿を動画や写真におさめて別れを惜しんでいました。

(来場者)「この駅に来るために京都から来ました。九州で何十年も経つと思うが、本当にお疲れさまですと伝えたい」「人生で初めて乗った普通列車がこの415系だったので、お別れを言いに来ました」

この「白電」は小倉総合車両センターに送られたあと、解体され廃車となります。